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会話を文章に

人間の会話って、ムダが多いですよね。
学校の授業では、退屈な時に先生が何回「えーっと・・・」を言うのか数えていたことがありました。それに、実際顔をつきあわせてしゃべっている時と、こうして文章にして起こす時ってまるで内容が違います。もし私がここで「えーっと、次はナニを書こうかな・・・。あ、そうだ。あの話を書こう・・・」という風に言葉に出すように文章を書いていたらきっと読んでいてイライラしますよね。読む気を無くすと思います。

ラジオを聞いていると、言葉にムダのないことがわかります。ラジオのパーソナリティを務める方は、みなさん言葉にムダがありません。「えーっと」なんて滅多に言いませんし、発言もかぶらないので私達は耳からの情報だけであんなにも聞き心地よく聞いていられるのです。ですが、あれが一般の人のしゃべっている番組だったらああはいきません。そこでテープ起こしの出番なんです。

雑誌などで、対談なんかがあります。夢の共演と称して、普段会うはずのない人同士の対談がそこでは実現されています。彼らへのインタビューを雑誌に載せるためには、そこでなされた会話を文章にして起こる必要があります。文章にするためには録音しておかないといけません。そして、録音された音声をできるだけ読みやすい文章に直すのがテープ起こしという仕事なのです。
テープ起こしって簡単そうと思うかもしれませんが、ラジオのようにキレイに話しているわけではないので、声が聞きづらい時もあるし、専門性が高すぎることもあるし、声がかぶってしまう時もあります。それに話しているそのままを文章に直したら、「あはは。そうなんですよ。で、何の話でしたっけ?」みたいにムダの多い内容となってしまいます。そこがテープ起こしの腕の見せどころなんです。

テープ起こしのお仕事は、根気のある人や国語力のある人に向いているお仕事だと言えます!